3月27日(火) 美波町の飲ませサビキ


年度末 有給消化?ということで休みをいただき

前夜飛び込み予約で美波町の八千代丸さんへ 

お久しぶりです。



本日の乗り合いメニューは アオリ&サビキのませ。

出航前 日曜日にブリ17本釣った源洋丸の船頭さんから

いろいろと貴重なアドバイスをいただき

いざ 出船



季節はずれの台風が発生しているようだが、

まだ随分沖なので全く問題なし。


アオリ狙うも



釣れません  


何処へ行っても 釣れそうな気配もなく


はい アオリ終了。




ブリ狙いの飲ませサビキポイントへ


狙うは水深120mの漁礁地帯


前日はベイトの付きが悪く苦労したということ。

サバが少なくマルアジが大半だったそうな。


源洋丸の船頭さんからも とにかく細い仕掛けにしないとベイト掛からんよ〜

…ということで 仕掛けは夏のウルメベイトバージョンのハリス細め8号。


メーター前後の良型の多いこの時期に8号って …


仕掛けを入れると予想に反して最初の流しからベイトが付いた。



ベイトチェックで揚げてみると 35cmほどのサバ3連


サバが掛かるということは 期待していいかも。


貴重な弾をキープ



サビキにベイトが付いて 底まで落とすと

即ヒット


でも半分巻いたところで 針ハズレ。

最初の一発からバラしてしまった。



気を取り直して 次の流しでベイトを掛け直す。

今度はより慎重にじっくり時間をかけて最初の1匹を確保。



90cm超なので細仕掛けだとヒヤヒヤものだ。


その後はベイトの掛かりが悪くなり

スカ流れが続く。


ここで仕掛けを胴突き1本枝(ハリス14号)飲ませ用に変更して



釣り上げておいたサバを上から落とすと

着底と同時にヒット!

このグイグイがたまりません。



ハリス14号なので半ば強引に



ヒラマサ針16号がっちり掛かっている。



3発あったアジの弾で3回とも即ヒットしたが

すっぽ抜け連発で1本しか獲れず。



吐き出されてしまったサバ。


本日3本目



今日はメジロクラスではない良型ばかりだ。


しかしベイトが全然掛からなくなった。

一流し10〜15分の間 ベイトはずっと映っているのに

掛かるのは仕掛け投入の合図があった直後だけ。

巨大な群れの潮上にいる一部だけが仕掛けに付くような感じ。

それを外してしまうとあとはいくらやってもベイトは掛からない。

おそらくはブリの大群に取り囲まれて かなり警戒しているのではないか。

また澄んだ上り潮なので仕掛けを完全に見切られているのかもしれない。


バケツの中にアオリ用の小アジがあったので

底を狙っていると

底物系のアタリ。

水深120mから すいすい揚がってきたのは



大判にはほど遠いが中判ヒラメ



一日ヒラメ狙ってもなかなか釣れないのに

釣れるときはあっけなく釣れるもんだ。


サビキでも飲ませでも釣れたので

今日は普段やらないことにもチャレンジ?

ベイトの大きさに合わせて? ジグ(NAGAMASA 280)投入

そんなもんまで持ってきとんかい。



ロッドアクションで跳ね上げ

直後にラインスラッグを出してヒラヒラスライドフォールで食わすつもりだが

今日は面倒くさいのでジギングタックルを家に置いてきたまま。


タックル(電動リールにソリッドでメチャ重くて長いムーチングロッド)そのままで

おもいっきりシャクって ヒラヒラ…ってイメージなんだけど

ロッドがペロンペロンなので思ったように動いていないだろうなと思いつつ

必死でシャクっていると

ん? 

クラッチ切っても 落ちない?

ヒット!!

まさか最初の一流し一シャクリで釣れるとは。



このサイズのブリ ジギングで釣ったのは久しぶり。



次の流しもジギングで頑張るが タックルが悪すぎて

水深120mで280gのジグを飛ばすのは無理があるので すぐにギブアップ。

ジギング上手な方だったらバンバン釣るんじゃ と思えるほどブリはたくさんいるみたい。


最後の流しは飲ませサビキに仕掛けを戻して

ベイトが付いたら即ヒット!



まだ食いそうな雰囲気だったので

後半アディショナルタイム 泣きの一流し


同じパターンで もう一匹釣ったところで終了。



船中6人でブリ8本 ヒラメ マハタ …


個人的には10打数6安打だったかな。

サビキで3本 飲ませで2本 ジギングで1本。


久々に80Lクーラーがいっぱいに。



ベイトの付きはすこぶる悪かったが

付けさえすれば百発百中でヒットした。


市販の12号とか太めの仕掛けを使っていた方々は

ベイトを全く掛けることなく終わってしまったようだった。


サビキの使い分けや針の大きさや形状、ラインの長さや太さなどのセッティング

ロッドアクションやサミングなどでサビキを食わす間をいかにして作るかなど

飲ませサビキ釣りは思った以上に奥が深くて面白い。



本日の釣果 ブリ 〜95cm 6本 ヒラメ



港に帰って八千代丸・源洋丸の船頭さんと反省会


遅れてやってきたブリ祭り

ベイトもブリ本隊も相当な数がいそうな感じ

ベイトさえ掛けられたら 100%ヒットします

今なら飲ませサビキだけでなくジギングでも食いますよ

今後も空き多数なので みなさん釣りにきてね〜  八千代丸・源洋丸

  とりあえず 宣伝しておきましたから
  これでお客さん増えるかどうか分かりませんが…


ここで ワンポイントアドバイス

市販の仕掛けを使われる方が大半だと思われますが

今回のようにベイトの掛かりが異常に悪い場合は 仕掛け選びとそのセッティングがキモになってきます。

細め(8号)のサビキもお忘れなく。

あとベイトは一番下のオモリに近い枝によく掛かります。(ベイトの群れに最初に入るので)

しかし市販品のようにオモリまでの距離が短いとブリはオモリを嫌って食いつきません。

市販品を使うのであれば

@仕掛けを逆に付ける(フォール時に枝が幹から離れるように)

Aオモリに一番近い枝を切る(オモリから離す)

B下から3番目の枝も切る(枝の間隔を広く開ける)

これだけでもベイトが掛かる確率や本命ヒット率は格段に上がります。

数多く出回っている市販品の中には まったく使えない物も多いので

おすすめのサビキは何なのか 船頭さんのアドバイスを素直に聞きましょう。

それともう一つ大切なことは 仕掛けの下ろし方かな。

これについては また後ほど…